カテゴリー「福祉」の11件の記事

2009年11月19日 (木曜日)

認知症サポーター

ほぼ毎日のように何らかの認知症状を持つ高齢者と接する仕事をしていますから、職場命令的にこの講習会 に参加してきました。

これまでも認知症フォーラムに自主参加したり本を読んだりしていましたから、目新しい内容とは感じませんでしたが、このオレンジリング をもらえたのがちょっと嬉しかったです。

認知症と言えば、祖母のことを思い出します。

もう20年も前のことですが、父方の祖母と暮らしたことがあります。父は7人兄弟の二男で祖母は叔父夫婦と暮らしていましたが、事情があって7人の兄弟の家を半年ずつ転々としながら老人ホームの空きが出るのを待つという事態に陥りました。今思えばそれは認知症を悪化させるだけの方法でした。あちこち行かされるうちに祖母は訳が分からなくなり、見当識障害、物盗られ妄想、徘徊…と認知症フルコースを辿り、やっと特養に入った頃には口を開けば悪態しかつかないような、いつも眉間に皺を寄せているような、まるで別人のような祖母になってしまい、その数年後に誤嚥性肺炎で亡くなってしまったのでした…。

あぁしてあげれば良かった、こうしてあげれば良かったと、祖母に対する想いが募った今日の私でしたthink

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2009年10月26日 (月曜日)

違和感

今日の裁判で酒井法子が『福祉、看護、介護を勉強して、それを仕事にすることで更正したい』と言ったそうです。

恩人の親がアルツハイマー、継母が癌を患っていることから興味を持った的なことを言っているようですが、医療と福祉の世界で生きる私は違和感を覚えます。

有名人が犯罪を犯すと、『社会貢献のため介護施設でボランティアをしたい』などと良く言いますが、福祉の現場を禊の場みたいに扱うのは、いい加減にやめて欲しいものです。

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2009年9月30日 (水曜日)

国際福祉機器展 2009

有明のビッグサイトで開催されている国際福祉機器展 へ行ってきました。…夫は有休、私は夏休ですscissors

去年は事情があって行けなかったのですが、2006、2007に続き3回目でした。相変わらず広い、そして混んでる、なので疲れる…coldsweats02

それでも一応ひと通り全てのブースを見て回り、福祉車両、手動運転装置車椅子スロープ車椅子仕様の洋服 などでは説明を受けたりパンフレットをもらったりしてきました。なかでも手動装置は今使っているものがちょっとトラブっているのでその対処方法を教えてもらい助かりました。

それと、体圧分散測定 というのをやってもらいました。車椅子クッションの上に測定シートを敷いて普段通りに座り、体圧の偏りがないかどうかを画面で確認できるのですが、夫は見事に臀部全体が均一な色で表示され、褥瘡の危険が少ないことが客観的データで証明されたのでした。これは嬉しかったなぁ…happy01

ということで、お昼過ぎから約5時間も歩き回ってへとへとになった私達は、お台場のシズラーに寄って満腹を通り過ぎるくらいに食べまくって帰宅したのでしたcoldsweats01

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2009年9月26日 (土曜日)

あったまきちゃう!

恵比寿のとある駐車場での出来事。

普通の駐車スペースでは車の乗り降りが出来ないので、当然のことながら身障者スペースに駐車しました。普段からうちは夫が運転しているので、まず助手席から私が降りて、夫が降りるのを待っていたり手伝ったりします。今日は特に手伝うことがなかったので私は車のそばで夫が降りるのを待っていました。そしたら駐車場のおっちゃんがツカツカとやって来て「そこは障害者が停めるところなんだよ!」と叫びました。「うち車椅子なんですけど」と言いましたがまだわーわー言っているので「どうぞ見て下さい」と車椅子を見せたら「ふうん」みたいな顔をして去っていきました。

「失礼しました。くらい言え!」と思いました。ホントに感じ悪かった。苦情メールでも送ろうかしら…。

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2009年3月14日 (土曜日)

安全を守るお仕事

我が家の車に取り付けてある手動装置(足ではなく手でアクセル・ブレーキを操作する装置です)は“ニッシン” という会社のものを使っています。そのニッシンさんから、無料メンテナンスをやってくれるという案内が来たので、今日は東雲まで行ってきました。

Suimonそこへ向かう途中、たまたま通りかかった水門に止めるぞ高潮 守るぞ都民と書かれているのを見つけた私は「かっこいいねぇ。頼もしいねぇ。」と感心しきりで、若干呆れ気味の夫を横目に記念撮影してきましたcamerashine ←写真ちっちゃ。詳細はこちら

今日は雨風がひどくって屋外での作業は寒かったはずなのに、しかも無料メンテナンスの上に部品交換までしてくれて、野菜の種のお土産まで下さって…ニッシンさん、どうもありがとうございましたhappy01

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2009年3月13日 (金曜日)

嬉しいコト

5月に福岡へ行く予定なので、街のバリアフリー度を調べようと福岡にお住まいの方のサイトなど参考にさせてもらいながらネットサーフィンしていたら…

「おっっっ!」

ビックリなニュースにぶつかりました。

  

あれはもう6年も前のことですが、九州から東京に進出してかなり有名になっていたラーメン店で「車椅子では無理です」と無下に断られたのです。この店は全席がカウンターで、しかも1席1席に仕切りがあるというスタイルが人気でした。なのでカウンターに附属している椅子に移れないなら無理だと言われたのです。

カウンターだけの店なんてたくさんあり、それでも例えば椅子の座面にトレーを置いてそこにラーメンを出してくれたり、普段は使っていない台を奥から出して用意してくれたり…そういうお店も知っていただけに、何の努力も工夫もしないで「無理」と追い返されたことに腹が立ちました。そして得意の(?)メールを送ったのです。せめて何か工夫してみて欲しかった、それでダメなら諦めたのに、1席分くらい椅子をカウンターから外れるようにしておいてくれるだけで済むことなのに…と。

返信には謝罪の言葉が連なり、今後の改善を約束してくれていました。だけど気分も良くなかったしそれきり行っていなかったのですが、冒頭のネットサーフィンで行き着いたこの店の情報に“車椅子対応席あり”という文字があったのです。

私のメールだけで企業の考え方が変わった訳ではないと思っていますが、仕切りつきのカウンターが売りだったこの店が、店舗によっては4人席のテーブルを設置するようになったというのはすごいことで、一石を投じることにはなれたのかなぁ…と嬉しくなりましたhappy01

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2009年3月10日 (火曜日)

鉄道会社から返事

鉄道会社に宛てたメールにお返事を頂きました。通り一遍な文面にも見えなくはないですがthink 後はせめてあの警備員ご本人にこの件が伝わることを祈るばかりです…って、勿論こんな性格の私ですから、この警備員のそばを離れる際に「そんな大きな声出さないで下さい!」とは伝えましたが…。

が頂いたメールです。一応、ご報告までcoldsweats01

平素、ご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
また、この度は貴重なご意見をいただきまして、重ねてお礼申し上げます。

○○様におかれましては、○○線○○駅ご利用の際、ご不便またご迷惑をお掛けすると共にご不快な思いをお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。
 
誠に恐縮でございますが、ご指摘いただきました○○線○○駅は、○○電鉄に業務を委託しております。この度のお申し出につきましては、○○電鉄に○○様の個人情報を伏せた上、伝えさせて頂きます。

弊社におきましても、お客様のからのお申し出を真摯に受け止め、今後、お客様の身になった応対に努めてまいります。

何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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2009年3月 9日 (月曜日)

うんざり その2

うんざり その1 をどうにかやり過ごそうとして電車で帰宅しようとしたところ、ホームにいた警備員らしき人にいきなりものすごい剣幕で怒鳴りつけられました。それがどんな状況だったかは下記の通りです。

3月8日午後3時頃に○○駅で下車しました。車椅子を使用し1人が介助していました。
ホームから改札口まで行くのにエレベーターを目指しましたが、その手前にエスカレーターがあったので普段使用している感覚でエスカレーターで降りようとしました。
そこへ突然後ろから怒鳴り声で呼び止められ「車椅子でエスカレーターを使うのは禁止です!やめて下さい!」と警備員らしき人に言われました。
危ないからという言い分はごもっともで、それに逆らう気はありません。ですが、ものすごい勢いで走り寄ってきて、しかも怒声を浴びせられ、周りの人からはジロジロ見られるし、とても不愉快でした。もっと他に言い方があると思います。

こちらも昨日今日車椅子になった訳ではなく、もう10年使っています。10年前は、ほとんどの駅にエレベーターどころかエスカレーターすら無かったので最近の便利さには心から感謝しています。
ただ、現在も駅によってはエレベーターが無いためにエスカレーターを使用することはよくある訳で、こちらとしてはエスカレーターが使用禁止という認識は持ち合わせておりません。もしも使用禁止になってしまっては移動できない場合もあるくらいですから。

あんな風に声を荒げず「当駅ではエレベーターでの案内をしています」と穏やかに教えて頂きたかったです。

これは私が鉄道会社に宛てて送ったメールです。クレーマーだと思われると悲しいですが、これまでも例えば車椅子というだけで無下に入店を断られた店舗などで嫌な思いをした時、こうして声をあげることにしてきました。黙ったままでは同じ思いをまた味わうことになるからです。実際、たくさんの嫌な思いを味わいました…weep

だけど…

例えば本当は付き添いが必要な患者さんや利用者さんが1人で歩き出してしまった時などに、私も大きな声で「危ないからダメですよ~」と叫んだことがあったと振り返り、猛烈に反省しています。ご本人にしてみれば“ただ歩いただけ”なのに、どうして怒鳴られるんだろうと思われたことでしょう。しかも他の人がたくさんいる中にあっては自尊心も何もズタズタになったことでしょう。本当に心から猛反省…crying

人って、声の掛け方ひとつで相手に対して抱く印象がすごく変わってしまうことってあると思います。怒鳴った側に悪意はないにせよ、やっぱり相手が不快に思わないよう人と接していくことが出来る人間になりたいと自戒の意味も込めてブログに書き残しておく、まだまだ未熟な私ですdown

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2007年10月 3日 (水曜日)

ア・イ・シ・テ・ルのサイン

ビックサイトで本日から開催の“国際福祉機器展”へ行ってきました。3時間ほど各ブースをのぞいて参考になりそうなものについては説明を受けたりしながら歩き回ってきました。ちょっとくたびれましたが、“OX”というメーカーの車椅子、“ナショナル”の冷蔵庫、“トヨタ”の福祉車両においてその社員さんと意見交換が出来て有意義な時間を過ごしました。

その後お台場に用事があったので立ち寄り、本日発売のドリの新曲CDを購入してきました。今週末から公開の映画“未来予想図”の主題歌でもあります。

  思ったようにかなわない日も 不安だらけの日も 毎日を

  あたりまえのように そばにいてくれて

  あなたとの“今日”に 感謝している

という歌詞のところで涙がこみ上げます。最愛の人を亡くした美和ちゃんが、これからこの歌と向き合っていくその心情を思うと、胸がキリキリ痛くなります。

  ねぇ わたしたちの未来予想図は まだどこかへたどりつく途中

  一緒にいるこんな毎日が 積み重なって描かれるの だから

  ちゃんとあなたに 伝わってるかな?

  おでこ5回ぶつけたり 何度もキスをしたり

  ア・イ・シ・テ・ルって 伝えられてるかな?

  ふたりの“今”が 明日に変わる時も

  

  新しいサインが 増える時にも

そばにいる人が急にプッツリいなくなることで、何をどう積み重ねても感情や体験を共有できなくなってしまうというその絶望的な辛さに今、美和ちゃんが直面しているのだと思うと、あまりにも悲しくて切ないのです(;_;)

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2007年6月30日 (土曜日)

壁にぶちあたる

北海道では、やはり車での移動が必須ということで、レンタカーを手配しようとしました。私も免許を持っていますが、超ペーパーなので(>_<)身の安全を考えれば運転は夫に託したいのが私達夫婦の共通した本音です。

夫が運転するには当然“手動装置”が必要です。オーストラリア旅行ではHertzレンタカーでそれが手配できたのですが、残念なことに取り付けられた位置の問題で上手く使えず、結局私が必死の思いで右往左往しました。それでも、神戸や沖縄の旅行では手動装置付きのレンタカーには巡り合うことすら出来なかったことを思えば、海外のバリアフリー度の高さを実感したものでした。

話は北海道に戻りますが、ネットで検索した2軒のレンタカー会社にあたったものの条件が合いませんでした(小規模会社なので、帯広で借りて札幌で返すとか21時頃に空港で乗り捨てたいとかいう我儘が利かないのです)。それなら大手の会社にあたってみよう、と片っ端から電話をしましたが、「うちではやっていません」「取り扱っておりません」の返答ばかり。福祉車両を扱っている業者を知らないかと尋ねても「他社のことまで知りません」とのこと(T_T) 結局、今回も私の運転でヘロヘロになることでしょう。

誤解を招くことも承知で乱暴な言い方をしますが、「知らぬ」「存ぜぬ」で終わらせれば良いなんて、楽な仕事で羨ましいと思いました。滅多に罹らない病気に罹った患者・家族から、それの治療や予防についての相談が医療機関にあったとして、「知りません」「取り扱っていません」なんて答えて電話を切ろうものなら大クレームです。私がその相談を受けたなら、関係機関と連携をとり、さらに大きな病院を紹介したりするでしょう。そして、対応できなかった事柄を上司に報告し、必要に応じてその疾患について勉強会を開くことも考えるでしょう。

門前払いだったレンタカー会社との電話を切る際に「今後は福祉車両も取り扱ってもらえるよう検討して頂きたい」と伝えましたが、「はぁ…」とか「伝えておきます」とか期待の持てない返事ばかりでした。日本のバリアはまだまだ厚くて高いと云わざるを得ませんね。

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