職場でちょっとしたハプニングが起きました

いつもは送迎バスでご自宅までお送りする利用者さんですが、今日はご家族がバスの到着時間に自宅にいられないということで、デイまで直接お迎えに来て下さることになっていました。
ところが…
いつも一緒のバスに乗って帰る利用者さん達が帰り支度をするのを見て「私もコートを着なきゃ」と立ち上がられたので職員が事情を話し、あと1時間したらご家族がお迎えに来ますからお待ち下さいと説明したのですが「そんなこと、聞いていない!」とたちまちものすごい不穏になってしまったのです
結局、1人でぽつんと待っていても不穏は募るばかりと判断し、バスに乗ってドライブをすることで気分転換して頂き1時間後に戻ってくるよう対応しました

さらにところが…
せっかく急いで用事を済ませてご家族(ご長男のお嫁さん)が駆けつけて下さったのに、ご当人はまだドライブのバスの中という展開になってしまい、10分ほどお待ち頂いてしまい、ようやく無事に引き渡せたというハプニングでした
ドライブを待っている10分の間にご家族に伺ったお話。
その利用者さんは、例えばお風呂の湯温をどんなに適温かややぬるめに設定しても熱がってなかなか入って頂けなかったり、浴後のローションなどをどんなに手のひらで温めてから塗っても冷たくて嫌がるなど、対応がなかなか難しいのですが、お嫁さんはもうすっかり慣れっこで「お義母さんに洋服を着せる時は事前にヒーターの前で温めてから着せるんですよ」とサラッとおっしゃるのです。「それでもあれが嫌、これが嫌とわがままばっかり言うから、お姫様じゃあるまいしって思ってはいるんですけどね。」と笑っていらっしゃる姿に、聞いていた職員は涙、涙…
一事が万事、そのやりとりが想像できるだけにお嫁さんの献身ぶりにはただただ感激でした
ご家族にそんな風に大切にされている利用者さん達に対して、私達は充分な看護・介護を提供できているのかどうか…つくづく考えさせられる私です
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